【落とすための税理士試験】
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□■ 社長のための会計学 【 マトリックス通信 】
■■ Vol.68 2006/08/25
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■ある税理士の方から早速ご意見をいただきました。
匿名を希望されています。
要約すると次のようになります。
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☆会計を文系と理系で分類するとは面白い発想です。
現に私も「文系」出身です。
数学は特に嫌いという訳ではありませんが、
大学受験の際はあまり勉強していないことに気が付きました。
☆私は大学在学中から税理士を目指していましたが、
税理士を目指す人たちにとっては
会計を儲けるために使おうとする発想など
どうでも良いことかも知れませんね。
☆しかしそれを痛感するのが独立開業して
実際に企業経営者を相手にしたときです。
税務会計の知識はもちろん我々の武器ですが、
もはやそれだけでは戦えません。
そして今までの勉強や経験からだけでは
利益を増やすようなアドバイスなど
そう簡単にできるものではありません。
そこがこれからの我々税理士の課題だと思っています。
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■今回メールをいただいた税理士の方は
税理士試験をパスされたわけですが、
その試験に、私も昔挑戦しました。
税理士試験は国家試験の中でも難関の部類に入ります。
何年掛かっても、とにかく5科目に合格すれば
税理士の資格を得られます。
1年に1科目づつ合格すれば良いので、
国家試験の中でも人気? があるようです。
ただし、会計2科目と税法1科目は必須科目が定められていて
必ず受験しなければなりません。
■以下は国税庁ホームページからの抜粋です。
【 税理士試験の概要 】
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(1)目 的
税理士試験は、税理士となるのに必要な学識及びその応用能力を有す
るかどうかを判定することを目的として行われます。
(2)試験科目
試験は、会計学に属する科目(簿記論及び財務諸表論)の2科目と税
法に属する科目(所得税法、法人税法、相続税法、消費税法又は酒税
法、国税徴収法、住民税又は事業税、固定資産税)のうち受験者の選
択する3科目(所得税法又は法人税法のいずれか1科目は必ず選択し
なければなりません。)について行われます。
なお、税理士試験は科目合格制をとっており、受験者は一度に5科目
を受験する必要はなく1科目ずつ受験してもよいことになっています。
(3)合 格
合格基準点は各科目とも満点の60パ−セントです。
合格科目が会計学に属する科目2科目及び税法に属する科目3科目の
合計5科目に達したとき合格者となります。
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■知り合いの税理士に
合格科目を聞いてみるのも面白いかもしれません。
ちなみに私が受験したときは
「消費税法」はまだありませんでした。
税法が新設されると受験科目も増えることになります。
■会計学に属する科目(簿記論及び財務諸表論)は必須ですが、
税法では法人税法、所得税法、相続税法に受かった人は
超エリート? かも… ^^;
この三つは税法の中でも超難関な科目です。
実務では「法人税法、所得税法、相続税法」は絶対に必要ですから。
でも最近は一部科目免除(一定の要件で受験が免除される)
税理士も多いかもしれませんね。
■過去に受験してみて分かったことは、
税理士試験とは、落とすための試験だということです。
決して合格させるための試験ではありません。
現在、税理士の数は全国で6万人以上だそうですが、
平均年齢が高く、税理士業界も高齢化が進んでいるようです。
■6万人は果たして多いのか少ないのか、
だいぶ以前にこのような議論がなされたことが
あったようですが、
最近の大幅な規制緩和で、税理士にも営業力(顧客獲得力)
が求められる時代が来ました。
せっかく資格をとって独立してもお客さんを獲得するのは
自分です。
本当に実力のある税理士が生き残る時代に
なりつつあるのかも知れませんね。
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